不摂生な生活が祟ってデブになったということではなく、
ダブなのだ!
DUBとは20を表すスラングで、20インチ以上のホイールを履いたクルマだけに許された愛称なのだ。
また現在、憧れの国アメリカ、ロサンゼルス特にハリウッド辺りでは、20インチオーバーのギンギラキラキラの大径ホイールを履いているクルマを多く見受けられるらしいく、メーカー(ディーラー)オプションにも設定されているほどらしい。
もともとNBAなどのスポーツ選手が自分の愛車にドレスアップをしたのが始まりと言われているが、今ではそれほどリッチではない普通の人までもが行なうほどのムーブメントなのだという。
流行に敏感なワタシが選んだホイールはBAZOの04(9J 、Offset +21、PCD 114.3)。
BAZOというブランドは、17インチ以下のサイズのホイールは作らないというポリシーを持った、かなり気合いの入ったブランドだ。
また、この04はラグジュアリーSUVでは結構ポピュラーなホイールで、5本スポークのデザインはラグジュアリーに加え、スポーティーな印象を与えてくれる。
ただしこのホイール、オフセットは+21しか設定がなく、そのままEXPLORERに履くと、かなり内側に引込んでしまう。
純正ですら+12で引込んでいるのに、9Jとはいえ、さらに純正よりも引込むことになる。そこでフロントに35mm、リアに45mmのホイールスペーサーをかましてやることで、ツライチを実現させた。
ホイールって替えるだけで印象が変わるし、高い買物だから、やっぱりデザイン優先で選びたい。あまりにもオフセット優先でホイール選ぶと選択枠が狭まるだけで、満足いく買物ができなくなる。そこはスペーサーが解決してくれたというわけだ。
そんでもって、ホイールのインチアップに伴って選んだタイヤが、ピレリーのスコーピオンZERO ( 265/45-20 )。タイヤの側面にある黄色のサソリのワンポイントが心憎い。扁平タイヤで懸念された乗り心地は、今まで履いていたGOODRICH AT( 265/75-16 )と比べると、逆に大幅に良くなり、おまけにロードノイズも少なくなった。サスも車高もそのままにしている点が良かったのだろう。
今後の大径クロームホイール&扁平タイヤによる注意点は、縦列駐車や高速道路の料金所の圓石で大切なホイールをガリガリしないようにすることだろう。
ギンギラキラキラの大径ホイールに替えたことで、一番カッコよく見えるのは、止まっている姿よりも走っている姿だと、ワタシは思う。
だからついつい、ビルやお店のガラスに写る、走っているマイXに見取れてしまうのだが、脇見運転の危険性も、今後の注意点だと言うことも付け加えておこう。