9/27/2000

Traveling Alone in California #.1


9月14日(木) 快晴
AM8:30 私はロサンゼルス国際空港に降り立ち、空を眺め深呼吸をした。
「さぁーてと、行くかな。」
実は傷心旅行なのだ。(理由は後ほど。。。。)
ほとんどヤケになっていた。英会話なんてからっきしダメなのに、
危険だといわれるロサンゼルスに単身で。
1度に連続6日間も有給休暇なんて新婚旅行以来だ。
ロサンゼルス(カルフォルニア)に決めたのは、*3.7万円の航空券の広告につら
れたのもあるが、単に憧れの大好きなアメリカに行きたくなったからだ。

早速、相棒に会いに行く。もちろんエクスプローラーだ。
Hertzで前もって日本からエクスプローラーを予約(インターネットで予約)を
いれていたのですんなりことが済んだ。
気分が高ぶっていた。「早くひとり旅の相棒に会いたい!」
飛行機の中で観た映画が『***60セカンズ』だったから余計だ。
“ Where are you going now?(これからどこに行くの?)” とカウンターのおばさんに
聞かれ、とっさに答えられなかった。ヒアリングができなかったのではなく、
答えがなかったのだ。サンフランシスコあたりまで行ってまたロスに戻ってくる
という大ざっぱなスケジュールで、本日の行き先なんて決まってないどころか、
宿泊先すら決まっていない。
答えに困っていると、親切にも電話で日本人スタッフを呼んでくれた。。。。
適当に答えておこう。「ディズニーランド。」地図をもらい丁寧にルートを教えてくれた。
後で思ったのだが、ひとりでディズニーランドには行かないよなぁ?。。。。

キーをもらい広い駐車場にあるひとり旅の相棒に会いに行く。
これだ!これだ!!年式こそ違うが、私の日本での愛車と同じグレード、カラーの
2000年式白のXLTだった。


とりあえず荷物を車に詰め込んで、私はもう1度Hertzのカウンターに戻った。
地図をもってトイレに行きウンコをしながら最初の行き先とそのルートを決めた。
PERFORMANCE PRODACUTS と SALEEN に行こう!!
ガシャン!ザザザァーーーー(トイレを流した音)
(つづく)