それは突然だった。偶然やタイミグが良かったとしか言いようがない。いやっ!運命だったのかも知れない。
そいつはまるで、子犬がつぶらな瞳で何かを訴えているようで、まさにアイフルのCMそのもの。目で「拾ってくれよぉー」って。
3月上旬、自動車保険の更新のためディーラーに訪れた時のこと。ディーラーの駐車場の片隅の中古車コーナーに、ルーフキャリアが銀色に輝く1台のEXPLORERが目に入った。
「あれはもしや!」
担当営業マンに問いただしたところ、やっぱりそうだった。
2003年式 EXPLORER CENTENNIAL EDITION
昨年夏に発売されたFORD100周年の記念モデル。べースは日本に未導入のLlMlTED。全身ブラックに身を包み、柔らかい革貼りのシートと、ラグジュアリーカ一の素質充分持った、そして世界限定4000台(うち日本には200台)というプレミア性まで合せ持ったスペシャルモデル。
EXPLORER好き、FORD好きならずとも頬が緩んでしまう。
FORD JAPANでも久々の大ヒット商品となり、日本限定200台も即完売だった、
2003年式 EXPLORER CENTENNIAL EDITIONなのだ!
そのプレミアムラグジュアリーがなぜここに?
しかももう中古車売場に?
何でも前のオ一ナーとは相性が合わず、走行距離約5000Kmで手放されたらしい。。。
「おぉぉーかわいそうに。ワタシがオーナーだったら存分に面倒みてあげたのに・・・」と思って眺めていると、ディーラーの担当営業マンから悪魔の囁きが
「ヨシリンさんには特別お安くお譲りしますよ。」
普段は、クルマをイジくりまくっているワタシには、車の買い替えを勧めない担当営業マンが、この時ばかりと初めてワタシに、目を輝かせて売り込んできた。
そんなわけで、2nd Generationでいこう!とう意志はもろくも崩れ、3rd Generationオーナーにあいなりました。
はい、使えるパーツは引き継ぎます。